卵から稚魚までの一番弱い期間を人間が守り育て、外敵から身を守ることができるようになったら、成長するのに適した海に放流し、自然の海で成長したものを漁獲すること。
図の解説 自然界では生まれた直後の生き残りが悪く、稚魚まで成長するのは僅かである。(水色の線) この時期を人が飼育、一定の大きさまで育てれば、自然界で生き残ることができる。(橙色の線)
養殖との違い 養殖では人が出荷サイズまで育てる。 栽培漁業では稚魚を放流、自然の力で漁獲サイズまで育てる。