フネガイ目 フネガイ科 アカガイ属 標準和名 アカガイ
英名 ark shell
アカガイは内湾の泥底での生息に適した二枚貝で、酸素欠乏に耐えることが出来る赤い血を持ってます。
大阪湾では、主に底びき網で漁獲されます。
かつては大量に漁獲されていましたが、平成の初めにはほとんど漁獲されなくなりました。
この頃、稚貝の放流を行っており、放流効果が見えかけていたのですが、栽培漁業センターのある場所では稚貝の生産が難しく 休止することになりました。
近年、大阪湾ではアカガイをはじめとする二枚貝が増えつつあることから、平成27年から稚貝の放流を再開することにしました。
ただ、種苗生産をすることは難しいため、別の場所で育てた稚貝の放流を行っております。
<生息域> 大阪湾全域
<産卵期> 夏
<成長>
ふ化後約3週間海中を浮遊し0.2〜0.3mmになると足糸を使って物に付着します。
約1年で3cmとなり、海底に潜って生活をします。3年で8〜9cm、5年で10cm以上になります。
<漁法> 底びき網
<料理法> 刺身、和え物、煮つけ