現在、オコゼの飼育実験及び珪藻の培養を行っています。
オコゼの飼育実験槽です。
珪藻は、餌として使わないときも、このようにフラスコで保存しておきます。この中の温度はたえず一定に保たれています。
これを元種として、徐々に量を増やしていきます。
珪藻は主に甲殻類の餌として使いますが、その際には1日当たり20キロリットル程度の量が必要です。
そのため、ここでは、フラスコで保存している珪藻を増やすため、30〜200リットルの水槽を使って培養します。
珪藻は植物なので、光をあてて培養します。また、増殖に必要な肥料も与えます。
たったコップ1杯ほどの珪藻を10日ほどで200リットルまで増やすことができます。
珪藻が1ミリリットル当たり100万個程度になると、これを屋上の水槽に持って行き、さらに培養を続けます。